ダイエットトレーニングコラム−なんでトレーニングは自己流で効果が出にくいの?
横浜市南区井土ヶ谷にあるプライベートジム
小松パーソナルトレーニングジム代表の
小松弘和です。
目次
ダイエットトレーニングコラム−なんでトレーニングは自己流で効果が出にくいの?
背中トレーニング完了。広背筋外側下部メイン。
本日の背中トレーニングは広背筋外側下部下→外側下部上→外側中部下→外側中部上→大円筋下部→上部という流れで締めました。細かくて分かり辛いでしょうか。
バーベルドリアンベントロウ50kgが今日の最大重量でした。これも運動している高校生であれば出来る重量ですが、コントロールを精密に行なうことで50kgが限界という動きで行ないます。
ダンベルワンハンドロウ10kgも効きましたが、前回広背筋が攣りそうになってエライ目にあったので、若干気をつけて実施しました。攣ってしまうと痛いですからね。
世間が知らない細かくトレーニングするメリット・デメリット
結論から言いますと、鍛えたい筋肉をピンポイントで鍛えることができれば、締めたいところを素早く締めたり、痛む関節を痛くない動きに改善することができます。
デメリットは技術的に難しいということでしょうか。自己流だとなかなか使えていない筋肉を使うのは難しいです。
自分もトレーニングする部位を細分化した方が、筋肉の発達スピードが良いので今はそのように行なっております。動きも改善できますし。才能のある方は大雑把にトレーニングしても目的の筋肉を使えますので問題ありません。
が、そうでない方はしっかり動かし方を教育してあげないと、本来使うべき部分を使わずに動いてしまうことが多々あります。例えば自己流の背中のトレーニングで、無意識に腕ばっかり使ってしまい、肘や腕ばかり痛くなるパターン等ですね。
なんでトレーニングは自己流で効果が出にくいの?
それは要するに、身体に悪い動きを「無意識」にやってしまう癖がついているということです。ポイントは無意識に、というところです。無意識なので自分では認識し辛いからやっかいなのですね。どんなに意識しても身体はなかなか言うことを聞いてくれません。
こうなっていると整体等で身体のゆがみを整えたり、食事制限で一時的に痩せたとしても、悪い癖がそのままですと徐々に元の身体に戻ってしまいます。
これが身体の特定の部分が引き締まらなかったり、たるんだままであったりする理由の1つです。人によっては無意識に不適切な動きを繰り返すことで、慢性的な関節痛になったりとあまり良いことはございません。
身体改善への最初の一歩は身体に気持ち良いと感じる動きを体験させること
まずは無意識にやっている動作を自分で認識して、そこから正しい動きに作り変えれば悪い癖を良い癖に修正することが出来ます。基本的に理に適った正しい動きは関節の負担がなく、身体は気持ちが良いと感じますので徐々に気持ちが良い方向に身体が動くようになってくれます。
まずは身体が気持ち良いと感じる動き、ストレッチや体操等を行なってみましょう。身体にポジティブな変化が1日・3日・1週間と続くようでしたら上手くいっています。
変化がなければ、もしかしたらあなたの気持ち良いと感じる感性と、身体の気持ち良いと感じる感性がズレている可能性があります。こういう場合は無理をしないでくださいね。頑張れば頑張るほど身体が傷んでしまうこともありますので。
二歩目は定期的に正しい動きを身体に覚え込ませること
定期的に正しい動きを身体に覚え込ませることができれば、それが当たり前になります。調子の良くなる運動を習慣化させましょう。そうなればもうこっちのものですね。あなたの身体はどんどんと良くなります。