ダイエットトレーニングコラム−トレーニングの成否を左右する意志の力には限りがある!?意志の力を省エネするシンプルで簡単な2つの方法
横浜市南区井土ヶ谷にあるプライベートジム、小松パーソナルトレーニングジム代表の小松弘和です。
目次
ダイエットトレーニングコラム−トレーニングの成否を左右する意志の力には限りがある!?意志の力を省エネするシンプルで簡単な2つの方法
肩トレーニング完了。三角筋前部上側メイン。
肩のトレーニングは三角筋前部上側メインでした。三角筋前部上側上→三角筋前部上側下→三角筋中部上側下→三角筋中部下側下→三角筋後部前側下の流れで締めました。
本日の肩のトレーニングメニュー
三角筋前部
バーベルミリタリープレス30kg、ダンベルフロントレイズ&プレス3kg、シーテッドスミスマシンワイドミリタリープレス20kg2パターン、シーテッドショートバーワイドミリタリープレス10kg。
中部
シーテッドスミスマシンバックプレス30kg、20kg、ダンベルサイドレイズ3kgディセンディング。
後部
ダンベルリアレイズ3kg、2kg。
今日は所要時間1時間5分でした。サブトレーニングは僧帽筋でした。上記の重量でもギリギリ動かせるというトレーニングテクニックを使って、楽しくトレーニング出来ました。
トレーニングの成否を左右する意志の力には限りがある!?意志の力を省エネするシンプルで簡単な2つの方法
近年アメリカでベストセラーになった書籍などで話題になっていることに、意志の力には限りがあるというものがあります。心理学の領域でしょうか。意志の力はダイエットやトレーニングにも多分に関係します。
意志の力は筋肉と同じ?
この考え方によると意志の力は筋肉と同じ様に、エネルギーに限りがある=使い果たすと疲労して機能しなくなる性質があるそうです。そして筋肉と同じで鍛えることも出来るようですね。
深夜疲れてヘトヘトになってくると、何もやる気がしなくなる、なんてことは誰しも経験したことがあるのでは。ダイエット中であれば、深夜は自制が効かなくなって過食の危険と隣り合わせですよね。
筋肉とともに脳の働きも鈍るということでしょうが、意志の力の量の増減と考えると確かにわかりやすいですね。
なんでダイエットが継続できないのか?
アメリカの心理学の研究で、好きなものを食べたグループとそうでないものを食べたグループに、その後難解な(絶対に解けない)課題へ取り組んでもらいました。好きなものを食べたグループは、後者に比べて顕著に長く課題に取り組むことが出来たという結果が出たそうです。
この理屈は好きなものを我慢して他のものを食べたグループは、意志の力を消費してしまってこのような結果が出たということです。面白いですね。
ということは何か食べたいものを我慢するという事自体、意志の力を無意識に使っていることになるのですね。それを繰り返す内にどんどん意志の力が消費されて、枯渇すると我慢が爆発して食べてしまってリバウンドするという図式が出来上がりますね。
ダイエット中こそ、意志の力の運用に気をつけなければならないということですね。ダイエットプログラムに心理カウンセラーが付くケースがあるのも、こういうことが一因としてあるのでしょう。
トレーニングの継続も同じ!?
これは同様にトレーニングを継続することにも当てはまりますね。トレーニングが好きで好きで仕方がない方は、トレーニングをすることに意志の力はつかいません。これなら容易に継続できますよね。ちなみに自分もそうです。
しかし大多数の方はそうではないでしょうから、なるべく意志の力を使わない工夫をするか、トレーニングを好きになるかのどちらかを選択すれば、トレーニングを継続するのにも無理がかかりませんね。
意志の力を省エネするシンプルで簡単な2つの方法
ただ、トレーニングを急に好きになるなんてことは現実的ではありません。ここからはどうやってトレーニングを無理なく継続するか、意志の力を省エネするシンプルで簡単な2つの方法について書いていきます。
1大事なことはなるべく早い時間帯にやってしまう
現実的な対策としては、意志の力が消耗していない1日の早い時間帯に、大事なことを済ませてしまうのが理に適っているのではないでしょうか。トレーニングであれば午前中に済ませてしまう等ですね。
国内外のエグゼクティブの方で多いケースは、出勤前にスポーツクラブで運動を済ませてしまうパターンです。体調管理も仕事の内、それも自分の中でかなり優先順位を上げていないとできませんよね。健康を害してしまうと仕事どころではありませんから、これも未来への自己投資ですね。
2賢い方はパーソナルトレーナーにトレーニングを丸投げして意志の力を温存
もう一つの方法はトレーニング関係をプロのパーソナルトレーナーに、良い意味で丸投げしてしまうことですね。大抵の方はトレーニングを継続するだけでも大変なのですが、成果を出すとなると考えないといけないこともたくさん出てきます。
運動の目的から運動する場所の選択に始まり(ジムなのか自宅なのか等)、運動の種類(有酸素運動や無酸素運動等)・運動の箇所(脚なのか腹筋なのか等)・種目の選択・道具の選択(ダンベルなのかマシンなのか等)・トレーニング重量と回数の選択・正しい動かし方の学習・栄養休養の知識と実践等々。
細かく上げればキリがありませんね。自分は仕事ですのでなんともありませんが、これらを選択するのも大変なのではないでしょうか。何からしていいかわからない方も多いのでは。
その一つ一つに意志の力を使うよりも、パーソナルトレーニングの決められた時間に行く!ということのみに意志の力を使えば、他の大事なことに意志の力を温存できますよね。
さらに継続していく内にトレーニングが好きになる可能性もあります。こうなってくればしめたものです。トレーニングが習慣化できればさらに意志の力は温存できます。
人生を豊かにするためにトレーニングをするという目的の場合は、パーソナルトレーニングも良い選択肢の1つだと思います。広い意味で心身の健康のベースアップができますから。
理想の体型になればそれだけで人生全てが変わりますし、痛みがなくなればもっと動きたくなりますし、出来なかった動きができるようになれば、もっと運動が好きになるでしょうからね。
まとめ
意志の力は有限だと意識することで、あなたにとって大事なことに行動を集中できれば現実はどんどん良くなっていきます。
トレーニングにおいては、それぞれの環境下にあった選択をしていただいて、個人的にはぜひとも運動を継続して、習慣化していただきたいと思います。人それぞれトレーニングの目的は違いますが、成果を出すための根っこは継続することですから。
目標達成にはまず継続することが大前提で、そこからトレーニング内容を考えればよろしいかと思います。目標達成のために意志の力も賢く運用していきたいところですね。