ダイエットトレーニングコラム−誰でも今すぐ10秒で出来る!プロのトレーナーも使える腕の使い方が理に適っているかどうかのゆがみチェック法
横浜市南区井土ヶ谷にあるプライベートジム、小松パーソナルトレーニングジム代表の小松弘和です。
目次
ダイエットトレーニングコラム−誰でも今すぐ10秒で出来る!プロのトレーナーも使える腕の使い方が理に適っているかどうかのゆがみチェック法
腕トレーニング完了。上腕二頭筋短頭メイン。
腕トレーニングは上腕二頭筋短頭メインでした。上腕二頭筋短頭→上腕二頭筋長頭→上腕三頭筋外側頭→上腕三頭筋長頭の流れで締めました。
本日の腕のトレーニングメニュー
上腕二頭筋
バーベルカール20kg、シーテッドダンベルカール3kg+チューブ、ストレートバーカール10kg、ケーブルカール17kg2パターン。
上腕三頭筋
ディップス外側頭狙い自重2パターン、ダンベルキックバック5kg、ディップス長頭狙い自重、ダンベルフレンチプレス13kg。
神経伝達の得意不得意が体型の個人差に繋がる
自分は上腕三頭筋は比較的効きやすいのですが、上腕二頭筋はその2倍は集中してやらないといけません。神経伝達の得意不得意は今までの運動歴等に左右され、個人差がありありと出ます。そしてそれが体型の個人差に繋がっていきます。
背中の神経伝達が発達していれば、スラッとした背中に自然となりますし、腹筋の神経伝達が発達していれば、お腹は凹ませやすくなります。そういう方はそもそもお腹に脂肪がつきにくいです。
その逆も然り、神経伝達が不得意なところは、上手く使うことが出来ませんので脂肪がつきやすくなります。
自分はそれを良しとしないので、どこの書籍にも書いていない小難しいことを色々考え実践するようになって、自然と職業にして今に至ります。
もしも適当にやるだけで、学生時代に打ち込んでいたサッカーでプロサッカー選手になっていたり、トレーニングして数年ですぐさま理想の身体になっていたら、ここまで自分のトレーニング技術及びトレーニング指導技術は進歩しなかったかもしれませんね。
ちなみに神経伝達の改善は、関節痛改善目的のパーソナルトレーニングのクライアント様に特に多様します。
誰でも今すぐ10秒で出来る!プロのトレーナーも使える腕の使い方が理に適っているかどうかのゆがみチェック法
人それぞれ腕の使い方には個人差があります。前述した神経伝達もその一因になります。現在、自分はその方の身体を一目見れば大体わかりますが、特別な知識がなくてもすぐできる簡単な腕のゆがみのチェック法をご紹介致します。
非常にシンプルですが、プロのパーソナルトレーナーの駆け出しの頃、実際自分がパーソナルトレーニングの現場で使用していた技術です。
運動学的にも歴史的にもバックグラウンドのしっかりしたチェック法です。使う人が使えば効果は折り紙つきです。
右腕のゆがみのチェック法
まず右腕の場合で説明します。
- 右手を前から回して左耳を掴みます。
- 今度は後ろから回して左耳を掴みます。
- 再び右手を前から回して左の脇腹を掴みます。
- 最後に後ろから回して左の脇腹を掴みます。
いかがでしたでしょうか?やりやすい動き・やり辛い動きがありましたでしょうか。場合によっては身体のどこかに痛み・違和感が出る方もいらっしゃるでしょう。
その場合、その方向への動きがゆがんでいて、理に適っていない可能性があります。
同様に左腕でも試してみましょう。人それぞれやりやすい方向・やり辛い方向が違うと思います。左右の腕でゆがみがバラバラだ!なんてことも良くありますね。
利き腕との関係もありますし、スポーツ歴や仕事内容によってもばらつきが出ます。スポーツをやっているのであれば、不得意な動きの方向があるだけでパフォーマンスは低下します。放置しておくのはもったいないですよね。
変化球ですが、自分の親が左右どちらによく立っていたかなんてことも影響することもありますよ。空間把握能力にも多分に影響します。人間の身体って面白いですね。
チェックの後の簡単な動きの修正法
例えば上記のチェックで、2と4がやり辛かった場合、それぞれ10回ずつ反復して下さい。もう一度チェックしてみて、2と4が少しでもやりやすくなっていれば上出来です。できれば両方の腕でそれぞれやって下さい。
毎日コツコツ続ければ、鎖骨・肩・肩甲骨・上腕・前腕・手の連動性が少しずつ改善されていきます。頭部・首や背骨・肋骨・骨盤等も関係するのですが、ざっくり上半身の動きの機能改善トレーニングと考えていただければよろしいです。
やってもいまいち改善されない、もしくは身体のどこかに違和感・痛みが出る場合は、ゆがみ・動きの悪い癖が強い可能性があります。ここで無理をせずに、ゆがみを何らかの方法で取ってから再度行なってみて下さいね。
我慢して無理矢理やり続けると…
身体のどこかに違和感・痛みがあるのに、我慢して上記の動きを無理矢理やり続けると、その良くない動きの癖を強化してしまいます。そうなると最悪さらに悪化してしまいます。真面目な方ほどその罠に陥りやすいのでご注意下さい。