今の体型は遺伝だと諦める前に、正月太りを解消するための3つのダイエット方法
横浜市南区井土ヶ谷にあるプライベートジム、小松パーソナルトレーニングジム代表の小松弘和です。
目次
今の体型は遺伝だと諦める前に、正月太りを解消するための3つのダイエット方法
そろそろ忙しい年末年始を終えて、一段落する頃合いですね。いつもの日常に戻った皆様、食生活の乱れがたたって正月太りが気になっている方もいらっしゃると思います。
今回はそんな正月太りを解消するためのダイエット方法を、目的別に3つご紹介します。
実はダイエットのゴールによって方法が違います
皆様人それぞれ目標とする身体があると思います。実はダイエットのゴールによって方法論が異なります。これは意外と皆様が見落としがちな、しかし一番大事なことです。
あなたの理想の体は食事制限だけでは達成できないかもしれません。
今回はそれぞれのゴールに必要なダイエット方法を簡潔に書いてみますね。今の体型は遺伝だと諦めてしまう前に、お読みいただければ幸いです。
1.単純に体重を落とせればなんでも良い、とにかく体を細くしたい方は
体重に絶対的なこだわりのある方、またとにかく何らかの理由によって早急に体重を減らさなければならない方はこちらの方法です。例えば絶対に45kgにしたいなんて方や、病院で体重を減らすように警告された方ですね。
病的になってしまいますが、食事制限だけでいけます。巷で流行っている〜食べるだけダイエット等ですね。今は離乳食ダイエットなんてものもあるらしいですね。
決しておすすめしませんが、短期間で細さという結果を出したいのであれば、なるべくベッドから動かずに筋肉ごと削るのが一番早いです。食欲を抑えることに集中すれば、自分一人の意志の力でなんとかなるかもしれません。
しかし個人の身体の動き方の癖によって、お腹だけ脂肪が残ってしまう、いわゆるぽっこりお腹だけが残ってしまうこともあります。それが人によってヒップだったり二の腕だったりと様々です。
動かないことで確実に筋肉量は減りますので、基礎代謝は下がり続けます。ということは太りやすくて痩せにくい身体にどんどんなっていきます。
日常生活の動きは筋肉量が減ることで、もしも体重が軽くなっていても鉛のように身体が重く感じるでしょう。
そして当たり前ですが、食事を元に戻せば必ずリバウンドします。非常にリスキーですね。一生〜食べるだけダイエットが続けられますでしょうか。
もしこの負の連鎖に陥った場合は、失った筋肉を元に戻すことから始めなければなりません。筋肉量が減ることで身体はさらに動かなくなっていますので、無理に動けば関節が痛くなる可能性もあります。
人によってはトレーナーの手を借りないと悪循環から抜け出せないことも。
失うものも大きいですが、最大のメリットは運動しなくても良いということでしょうか。
2.なるべく短期間に全体の脂肪を落としてとにかく細くしていきたい方は
1の方法のデメリットである、運動しないことで局所的に脂肪が取り残されることを防ぐために、トレーニング+厳しい食事制限が必要です。近年流行しているパーソナルトレーニングジムの多くがこの方法をとっていますね。
なるべく筋肉を落とさないようにガムシャラにトレーニングを頑張れば、病的にならずに細身の体が手に入るでしょう。あとは食事制限を一切緩めないように死ぬ気で頑張れば、今後リバウンドもしないでしょう。
今流行の糖質制限をしているのであれば、糖質を摂った瞬間に体重は大量の水分を取り込んでリバウンドします。カラカラのスポンジが水分を吸収するかの様に、ですね。
短期間に極端に体重を落としますので、相当上手にトレーニングをしないと筋肉は削られていき、基礎代謝はそれに伴ってどうしても下がっていきます。
即効性がありますが、トレーニング+厳しい食事制限をすることで非常に肉体的にも精神的にも負担が大きいです。そのためトレーニングと食事の管理ができるパーソナルトレーナーをつけることをおすすめします。
挫折する可能性を大幅に減らすために、トレーナーにサポートしてもらわないと目標達成は難しいかもしれません。
モデルさんや俳優さんの作品に応じた身体作り等の、この日までに絶対に体重を落とさなければならない明確な理由がない場合はおすすめできません。
ただ、体重や体脂肪計などの数字は順調に行けば2・3ヶ月程で劇的に変化しますので、1に比べると精神的にキツイながらも、モチベーションは維持しやすいかもしれません。
3.プロポーションを改善して魅力的なメリハリボディを造リたい方は
食生活を犠牲にしたくない、一生リバウンドをしない身体が欲しい、さらに今のあなたの想像を超える魅力的で女性的・男性的なプロポーション=メリハリボディを造リたい方はこちらです。
「ピンポイントで筋肉を付ける質の高いトレーニング」と「考えぬかれた自分の身体の特性に合った食事」を習慣化することが必要です。まず質の高いトレーニングを習慣化することで基礎代謝を右肩上がりに上げ続けます。
さらに効率良く付けたいところに筋肉を付けて、丸みを帯びた曲線美を形作る身体に作り変えることで、プロポーションの整ったシルエットチェンジボディメイクができます。遺伝的短所を長所に変えることも可能です。
これは例えば、先天的に痩せてもウエストがくびれ辛い方は、肩から背中にかけてのシルエットを構成する筋肉をピンポイントで付けることで、ウエストを細く見せる等ですね。
基礎代謝が上がることで食べる楽しみも人生から失いません。ここは譲れないという方多いのではないでしょうか。女性は特に。筋肉をきれいに付けて基礎代謝が上がれば、食べられる量はどんどん増やすことが出来ます。
食事は制限する方向ではなく、改善していきます。自分に合った栄養を中心にして、そうでないものは嗜好品として嗜む食生活ですね。そうすることで食べても太りにくい体質に改善していきます。
たとえ年末年始のようなイベント事で食べ過ぎても、すぐにエネルギーとして消費できる身体をトレーニングで作りますので、ちょっとトレーニングすればプロポーションはすぐに戻せます。
唯一のデメリットは上記の2つに比べて、トレーニング面でも食事面でも高度な技術を要することと、時間がかかることですね。トレーニングを短期限定ではなく、習慣化する必要があります。
これを実現するには動くことが好きになることが一番です。
そのためにトレーニング・食事面だけでなく、多方面の深い知識と経験を兼ね備えた優秀なパーソナルトレーナーを探し出して、サポートしてもらわなければ目標達成は難しいでしょう。
ちなみに
当ジムは根本的な問題解決+健康的な身体作りを重視しておりますので、基本的なダイエットの方針は3です。明確な減量理由がある場合は2も承りますが、期間限定ダイエットとお考え下さい。
2で作った身体を年間通してキープできる方はプロのモデルやボディービルダーでもほぼ不可能です。現実はどうしても食べたくなる衝動に駆られて食べてしまった場合、体重が落ちるまで走り続ける、なんて生活になります。
一番お手軽な1は、年齢問わず実践されている方が世の中で一番多いとは思いますが、正直最もおすすめできません。
どんどん食事量がとれなくなりますし(筋肉量が減りますと、以前と同じ食生活でも基礎代謝が下がった分だけ脂肪が付いて太ります)、なにより失った筋肉を取り戻すのは自己流では大変ですから。
自分の弱点である筋肉ほど失うのも早いですので、力も入りにくくなってしまいます。それがあなたの気になる部分が、なかなか締まらない原因の1つでもあります。
まずは力が入る様に調整が必要、ということですね。そうすることで効率良くウエストや二の腕を締めることが出来ます。
散らかっている部屋をいきなり掃除機かけるのではなく、まず散らかっているものを片付けてから改めて掃除機をかける様なイメージですね。その方が効率的ですよね。
さらに良い掃除機に買い換えればもっと楽に掃除できます。これはダイエットではトレーニング技術を上げることにあたります。
人によっては自己流のトレーニングだと掃除機ではなくて、ほうきや雑巾かもしれません。これでは掃除も一苦労ですよね。大掃除だともっと大変です。
例え話ですが、もしもあなたの理想がディズニーランドを掃除するのと同じくらいの労力が必要だとしたら、、、想像したくないですね。自分ならまず掃除機を業務用にします。
まとめ
今まで性別問わず色々な方のダイエットをサポートさせていただく中で感じたことは、皆様が本当に望んでいるのは体重の減少ではなく、プロポーションの改善なのでは、ということです。
トレーナーを付ける付けないに関わらず、頑張って体重を減らしても理想の見た目になっていなければ、八方塞がりになったような気がしてしまいますよね。
ウエイトトレーニングによるプロポーションの改善は、洋服の似合う体にすることや、街や海で注目を浴びるなんてことにも繋がります。
そうなるとやっぱり体重はダイエットに関係ないですね。体重を掲げて歩く訳にはいかないですからね。
あなたの望む本当のダイエットのゴールはどちらだったでしょうか?ゴールに応じて進むべき道が変わりますので、間違えないようにご注意くださいね。
悲しいことですが間違った方法でいくら頑張っても、目指すべきゴールにはたどり着けません。しかし方法さえ合っていれば、諦めなければいつかゴールにたどり着けますよ。たとえほうきでも。