ダイエットコラム肩トレーニング−ボディメイク目的と肩及び首の痛み改善目的の肩をトレーニングするメリットの違い

2016/09/14 2016/11/15

横浜市南区井土ヶ谷にあるプライベートジム
小松パーソナルトレーニングジム代表の
小松弘和です。

インスタグラムのダイエット＋ボディメイクコラムを改訂再投稿致します。

肩トレーニング完了。直感法の日。

肩トレーニング終了です。やはり直感法の日でした。今週は直感法ウィークですね。結果的に三角筋中部メインでした。肩の真ん中部分です。

立体的な肩を作る

三角筋中部上側下→三角筋中部下側下→三角筋中部上側上→三角筋中部下側上→三角筋前部中部スーパーセット→三角筋前中後トライセット→ジャイアントセットで締め。分かり辛くてすいません。普通はここまでやる必要ないですよ。自分は肩を立体的に形作るために、多角的に刺激を入れる構成にしております。

肩トレーニングは1時間ジャストでした。バーベル種目は40kg以下で効かせ切りました。

ボディメイク目的と肩及び首の痛み改善目的の肩をトレーニングするメリットの違い

２足歩行をする人間にとって、肩は動きの自由さを手に入れた代わりに、強度を犠牲にしております。元来弱い初期設定である肩をトレーニングするメリットを、ボディメイクと肩及び首の痛み改善という目的別に述べてみます。

ボディメイク目的の肩のトレーニングのメリット

小松パーソナルトレーニングジムのボディメイク目的の女性クライアント様にも、肩のトレーニングやっていただいてます。ウエスト細く見せるためにも肩の筋肉は大事です。男性だけでなく女性も、です。

具体的には肩の筋肉は大まかに分けて、前側と真ん中側と後側に分かれております。その方の持つ骨格によって、その骨格を最大限魅力的に見せる肩の筋肉のバランスを考えていきます。

骨格の特性は十人十色、さらに理想と思うそれぞれの体は千差万別ですので、細かく述べることは難しいのですが、そんなことを言っていると何も書けませんので大雑把に書いてみます。

例えば男性の方は、肩の前側と真ん中のトレーニングを重視すると全面から見る力強さと広い肩幅が表現できて、男らしさを強調できます。プロの格闘家のファイティングポーズのイメージでしょうか。

女性の方は、肩の後側重視でトレーニングをすると背中の空いたドレスを着た際に、背中に繋がるセクシーな肩のラインを演出することができるでしょう。見返り美人のようなイメージでしょうか。

ピンポイントで質の高い肩のトレーニングができればボディメイクは自由自在です。が、考え抜かれていない雑なトレーニングを繰り返してしまいますと、雑な肩が出来てしまいます。関節に負荷がかかっていることに気付けなければ、最悪肩を痛めることもございます。頑張っているのに結果が出ないなんて悲しすぎますよね。

肩及び首の痛み改善目的の肩のトレーニングのメリット

前述した３つの肩のバランスが崩れると、肩の位置が本来の位置からズレてきます。ズレるとズレた骨を支えるために周辺の筋肉が無駄な緊張を強いられます。

その結果動きが悪くなる、そして変な筋肉の力み癖が染み付いて周辺組織が悲鳴を上げる事に繋がります。四十肩・五十肩・腕の痛み・手首の痛み・手指の痛み。また肩の緊張から首の緊張へと連鎖して緊張性頭痛へ等々。これはわかりやすく言えば、女性に多い猫背からの慢性的頭痛持ちですね。

まず、不適切な動きの癖を直すトレーニングから始めると良いでしょう。悪い動きの癖をそのままにして筋肉トレーニングをすると、当然のことながら痛みが悪化します。

それから肩の弱い部分の筋肉を的確にトレーニングできると、筋バランスが修正されて、肩の位置が理に適った位置に固定されます。同時並行で悪い動きの癖が直せていれば元に戻りません。そうすると首まわり肩まわりの筋肉の無駄な緊張が抜けて、骨を含む関節の動きが滑らかになります。その頃には痛みがあったことすら忘れてしまうでしょう。

実際の現場ではミクロ的な肩のバランス調整だけでなく、マクロ的な全身の筋肉のバランス調整の必要があります。人間の身体は全身でバランスを取っておりますので。そこが人間の身体の奥深さであり、面白いところでもあるのですが。